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zoom RSS 木の名前の由来-キンモクセイ(金木犀)

<<   作成日時 : 2007/08/29 11:00   >>

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『木の名前の由来-キンモクセイ(金木犀)』
                         モクセイ科モクセイ属

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日本人は、金さん銀さんをはじめ、金閣寺と銀閣寺など金と銀で分けるのが好きなのかもしれません。
モクセイもその一つではないでしょうか?

モクセイといえば、キンモクセイを始め、香りの印象が強く、秋を感じさせる。
花は小さくて目立ちませんが、花が散ると、一面が金色になり風情があります。

芳香剤でも有名ですよね!
この香りは化学的に合成され、ポピュラーな香りなんですが、「トイレの香り」と言うと、個人の家では、失礼な場合があるので気けましょうね。

最近は、このキンモクセイの芳香剤も衰退して、ラベンダーなどの香りが多いとか、「トイレの香り」=「ラベンダー」で世代がわかる日が来るのかもしれません。
ちなみに私は、芳香剤系の香りが嫌いなので無臭性のものを使用してます。

なかなか、トイレの話からぬけだせませんが(笑)
キンモクセイの香りがトイレの香りと言われると、イメージが悪くなるので、あまり言いたくないのですが、芳香剤だけの影響なのかと言うと疑問です。

私の実家なんかは、トイレの近くにキンモクセイを植えています。
昔からの古い家なんかでは、トイレの近くに植えているのが多いのも確かです。
昔の人の知恵で、キンモクセイでなくても、匂いのする花木を植えていないですか?クチナシとか。

■モクセイ(木犀)の名前の由来。
モクセイも何種類かありますが、まず最初に一般的に木犀と言われるの由来は、漢名の木犀の音読みで、幹肌が皮膚の堅い動物の犀(さい)に似ることから。
実際にこの木は堅く、そろばんの珠や印鑑の材、家具などに用いられたりします。

■キンモクセイ(金木犀)の名前の由来。
モクセイといえば、大半はキンモクセイを言います。(本来は銀木犀)造園でも、需要の関係でしょうか?
モクセイといえば=キンモクセイのことです。
不思議とギンモクセイ(銀木犀)はまったくと言っていいほど話にも出てきません。

10月頃、橙(だいだい)黄色の小さな花(オレンジ色系)が多数束生して、強い芳香(ほうか)を漂わせるように、キンモクセイ(金木犀)の名は花色に由来しています。

大気汚染に弱く、また葉が汚れていると開花しにくいので街路樹向きではあまり使われません。

基本種は、ギンモクセイで変種がキンモクセイ。
原産地は中国で戸時代に渡来しました。
とにかく、モクセイ関係はほとんど中国と考えてOKです。

中国名は丹桂。
中国では月の世界から地上に伝わった仙木だと言われている。
(丹=だいだい色、月=桂=中国ではモクセイ類を指す)

他にも、中国では、桂花陳酒(けいかちんしゅ)といい、キンモクセイの花を使った酒もあります。
白ワインにキンモクセイの花を3年間漬け込んだ中国の醸造酒。
お茶に香り付けのために、金木犀の花を入れたりもするそうですよ。

ところで、話は変わりますが
キンモクセイの実って見た事ないでしょ?
(関西の方は、あるかもしれませんが、それはウスギモクセイの場合が多い)
じつは、雌雄異株【※1】で日本には雄株しか渡来してないので雌株はなく、果実も見られないためです。実際に中国では雌株があるので実が成ります。
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■金木犀と銀木犀の見分け方
金木犀
・樹皮はギンモクセイほど割れない。
・葉はギンモクセイより細身。
・たまに細かい鋸葉(きょし)【※2】が葉先に出ることもある。
・花の色がオレンジ系

銀木犀
・金木犀に比べると香りは乏しい。
・金木犀より葉幅が広く、ふつうは細かい鋸葉(きょし)があり厚みも厚い。
・花の色は白色

---今回の用語集---
【※1】雌雄異株(しゆういしゅ)
雌花(めばな)だけ生ずる雌株(めかぶ)と雄花(おばな)だけ生ずる、雄株との区別があるもの。

【※2】鋸葉(きょし)
葉の縁に、鋸(のこ)のようなギザギザがある。大きさや形はさまざま。









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内 容 ニックネーム/日時

始めまして。私のブログに金木犀に関して書きましたが、金木犀の名前の由来で貴方様のブログで1部記事を参考に書かせていただきました。無断での借用お許しくださいませ。
http://blog.goo.ne.jp/marino4630
私のブログアドレスです。
宜しければご覧下さいます。
まるちゃん
2008/10/08 09:45

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