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zoom RSS 木の名前の由来 ナナミノキ(七実の木)

<<   作成日時 : 2007/09/23 07:51   >>

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『木の名前の由来 ナナミノキ(七実の木)』
                        モチノキ科モチノキ属

前回、のクロガネモチ(黒鉄黐)によく似た木がこのナナミノキ(七実の木)で同じモチノキ科モチノキ属。
秋から冬に赤い実がなる所などそっくりです。

私の地域ではクロガネモチ=ナノミと言います。
本来は別の木と知ったのは、造園の仕事をしてから後になります。
ある日、樹木の図鑑を見ていたら、クロガネモチとは別にナナミノキと載っていたのには、正直驚きました。(普通の図鑑でもクロガネモチしか載ってない場合が多い)

後輩:「この木はなんていう木ですか?」
私:「この辺ではナノミって言うけど、正式はクロガネモチって言うんだよ」
後輩:「ほーそうなんですか〜 詳しいですね」
私:「ナノミって言うのは七実って意味で、それがなまってナノミ」
後輩:「なるほど、それで」

って言って知ったかぶりしていたのが恥ずかしい(苦笑)
なにを隠そう、そのウンチクは、クロガネモチとは別の木であるナナミノキだったというわけです。
その頃の私も、先輩の言葉をそのまま言っていただけなんで・・・(笑)

福岡県の東側では全てこのナノミで通ずるから不思議です。
クロガネモチと言うよりナノミの方が言い易い面もあると思いますが。
誰かが、間違えて言ったのが、地区に広がったか?
昔はナナミノキの生産あるいは山にあったが減少し、繁殖しやすいクロガネモチに交代した名残?
本来、数種類があるモミジやをまとめてモミジと呼ぶのと同じ感覚?
とも考えられますが定かではありません。

前おきが長くなりましたが、そろそろ本題のナナミノキ(七実の木)の名前の由来と思ったら。
有力説はもう書いてしまたので(笑)
他の2つの説も紹介します。

私が冒頭から力説してるナノミ(名の実)からなまって→ナナミノキにったった説。

ナガミノキ(長実の木)がなまって→ナナミノキにったった説。
クロガネモチと同じく雌雄異株【※1】で雌株しか赤い実がならないのですが、その実が特徴があって、少し長めのため。

そして、別名は「ナナメノキ(斜めの木)」と言われ、材を割ると斜めに裂けるので名づけられた説があります。
クロガネモチも同様で、このナナミノキも材にはなりません。
また、クロガネモチが縁起の良い木と紹介しましたが、ナナミノキはこの別名のため、縁起が悪いとされる場合もあるようです。
というのも、庭木に使うと家がかたむくという迷信のようですけど・・・。

クロガネモチとナナミノキの違いは、先ほど話した実の形も違いますが、実の量もナナミノキの方が少ない。
クロガネモチが白い花に対し、ナナミノキの花は淡い紫色。
クロガネモチは葉の縁に鋸葉【※2】がないのに対し、ナナミノキは葉の縁が鋸葉でキザキザがあることで見分けることができます。

庭木に植えているのは、ほとんどがクロガネモチですが、まれに庭に植えられているかもしれません。
山登りされる方は遭遇するかもしれませんので覚えておくと良いかもしれません。

あと、生産流通は少ないですが、もし植木屋さんに注文するときはクロガネモチでなくてナナミノキと言って下さいネ(笑)


--今回の用語集--
【※1】雌雄異株(しゆういしゅ)
雌花(めばな)だけ生ずる雌株(めかぶ)と雄花(おばな)だけ生ずる、雄株との区別があるもの。

【※2】鋸葉(きょし)
葉の縁に、鋸(のこ)のようなギザギザがある。大きさや形はさまざま。







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