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zoom RSS 木の名前の由来 ナンキンハゼ(南京黄櫨)

<<   作成日時 : 2007/10/21 11:41   >>

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『木の名前の由来 ナンキンハゼ(南京黄櫨)』
                        トウダイグサ科シラキ属


ハゼと名に付くが、本種はウルシ科でなくてトウダイグサ科なので、かぶれないので安心して下さい。

乾燥に強く、剪定にも耐え、ニシキギ、イロハモミジらと並んで紅葉が美しい落葉高木などから、街路樹や公園などにもよく植えられています。
最近はシンボルツリーとして庭木にも重宝されています。

特に、西日本に多く繁殖しているように暖地を好みます。
新悄が黄金色となる、福岡県産の品種メトロキャンドルは春から秋まで楽しめるので特に庭木として人気が高いようです。

ナンキンハゼ(南京黄櫨)由来は、「南京(ナンキン)」=中国の都市名の原産のハゼの意味が定説で、江戸時代に中国から渡来してきたといわれています。
現在では、九州の一部で野生化しているものもみられる。

南京の意味は他にも、「珍奇【※1】」なものや「小さくて可愛らしい」という冠する言葉としても使われるので、こちらの意味もあるようです。

ナンキンハゼの紅葉は赤、黄、紫、緑などのグラデーションになり美しい。
そして花、花期は7月で毛虫のような穂のような花といえばわかりやすいかも。

「小さくて可愛らしい」に通ずるのは果実かもしれません。
ナンキンハゼは、雌雄同株【※2】で、果実は10月〜11月頃に熟すと裂けて、中から3個の中から白い粉(ロウ質)に包まれた種子が出てくる。
葉が落ちると白い種子だけが枝先に残る姿がまた白い星のようで可愛らしいく美しい。

ちなみに、前回のハゼノキで紹介したように、このナンキンハゼもハゼの由来どうり種子からロウソクなどの原料となる木蝋【※3】が取れます。
種子にそのまま火をつけても燃えやすいので気をつけましょう。

鳥たちは人と違い食用として。
脂肪分を含むロウは、高いカロリーを持っているので冬の鳥たちの餌となります鳥が食べれるので、ちょっと味見・・・
ちょっと待ってください。種子は有毒です。
鳥は種子のみを排出するため毒の影響がありません、真似して食べると病院行きにになりますの注意して下さい。

鳥が種子まで食べると、ナンキンハゼの種が絶えてしまい、鳥も毒の影響を受けてしまいます。
鳥のフンのおかげでナンキンハゼは子孫繁栄ができ、鳥も栄養が取れるという御互いの共存共栄が成立している。
いや〜自然てよくできてますネ〜。
ちなみに、種のその毒があるおかげで、種子は害虫などから実も守っています。

葉の形は、珍奇で可愛らしい。
菱形の卵形で、縦の長さよりも横の長さが広くなるものもあるぽっちゃり系の葉で互生で葉の先は尖っています。
この葉は染料にもなりカーキ色、黒褐色の色に染まるとか。

他にも、漢方では根皮の乾燥物を烏臼(うきゅう)と呼びます。
烏臼とはナンキンハゼの漢名で、根皮、果実を乾燥した生薬で利尿剤、瀉下剤に使用され、材は狂いが来ず、家具や器具を作るのに適しているといわれます。

--今回の用語集--
【※1】珍奇(ちんき)
めずらしく、奇妙なこと。

【※2】雌雄同株(しゆうどうかぶ)
雌花および雄花が同一株にあること。

【※3】木蝋(もくろう)/ハゼ蝋
ハゼ果実から採った脂肪。主成分はパルミチン酸のグリセリン・エステル。
採取したままのものを生蝋(きろう)、漂白・脱色したものを晒(さら)し蝋と
いう。蝋燭・マッチの製造、器具の艶出し、石鹸、ポマードなどに用いる。








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