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『景色を取り入れる 庭つくり』 日本では古くから使われている技法の一つで「借景(しゃっけい)」というものがあります。 簡単に言えば、周りの山や緑や川や滝など自然の景色を庭のバックに、あるいは景色がメインに庭を作ります。 特に狭い庭では、庭を広く見せることが出来る利点があります。 世界的有名京都の庭に龍安寺方丈庭園がありますが、この庭は借景の技法を使っていると言われています。(現在は説にとどまっている) 残念ながら、現在はバックの海や山は木が茂りすぎて見えなくなっているようです。 その他、非常に大きな庭園でありますが、鹿児島では桜島を借景に利用した、仙巌園(せんがんえん)はまさに、地の利(土地の強み)を生かした素晴らしいものです。 しかし、どちらかと言えば、地方の庭向きではあります。 都市部の住宅事情を考えると、ビルを借景というわけにもいかないので使う場所も限られてしまいます。 もちろん、近代庭園でビルを借景にという場合も考えられないことはないですが、ビルはいずれなくなる可能性が高いので選択肢としては低いです。 この借景技法の特徴としては、庭に植える木や石や灯篭を含めた修景物は小さめにするのが基本。 わかりやすく言うと絵画でいう豪華な額縁の働きを庭にさせるとでも言いますか。プリクラで言うあれですね(笑) だだ、その一番良い景色の立ち位置などにより変わってきますが見せたい、見たい景色が見みえるように配置するのがポイントとなります。 庭を考えている方は知っておいた方が良い一つの技法と思われます。 こんな方法もあるんだって。 龍安寺方丈庭園 仙巌園 |
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