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『エゴノキ(野茉莉) - 木の名前の由来』 エゴノキ科エゴノキ属 初夏(5月〜6月)に多数の白い花を総状につけ、シャンデリアのような花を咲かせ庭木として人気があるエゴノキをとりあげてみましょう。 エゴノキといえば、てっきり英語のエゴイスト(egoist)=利己主義者のエゴ(ego)からついた名前だと勝ってに解釈していたのは私だけではないでしょうか? もちろん、学校の時の英語の成績は自慢できるものではありませんが・・・(苦笑) 名前からして、海外の木かと思っていたら、原産地は日本、朝鮮半島、中国でして、海外では、japanese snow bell(日本のスノーベル)→(雪の鈴)と呼ばれ親しまれているようです。 特に日本で品種改良された花が美しいピンク色の品種ベニバナエゴノキ(ピンクチャイム)も人気があります。 その他、シダレエゴノキ、セイヨウエゴノキなどの品種も出回っています。 めずらしい所と言いますか、細かい分類ではオオバエゴノキも同じエゴノキ。 これは伊豆諸島や沖縄以南のものは葉や花が大きいため区別するために付けられた名前です。 エゴノキの名前の由来も諸説あるようですが一般的になっているものが、かじると果皮がエゴイ(えがらっぽい)味がしたことによるものとされています。 たぶん方言か古語なんでしょうエグイならわかるのですが(笑) ようは、それがなまり→エゴノキになったというものです。 この実がエゴイのは人間だけでなく、ほとんどの鳥はハナミズキなどと違い見向きもしないようです。 というのも、この実の外皮は有毒のエゴサポニンが含まれているためで、魚に対する麻酔効果を利用し、昔はこの実をすりつぶして、川に流して魚とりに使用していたようです。 サンショウの樹皮にも同じ効果がありますが、現在では禁止されていますのであしからず。 なんだか、有毒と聞くと嫌な感じがしますが、この実をお手玉の中に入れたり、実が新鮮なうちは、実をつぶし洗濯石鹸に利用したため別名で「石鹸の木」とよぶ地方もあります。 材としての利用は白く、堅く割れにくいので、ろくろ細工やこけしなどに使われた他、唐笠や番笠のろくろ(骨集めて開閉する円筒状の部分)にも使われたため別名で「ロクロギ(轆轤木)」とも言われます。 他にも材は粘り強いので、火であぶって曲げ、「背負い籠」や「輪かんじき」などに利用されていたようで岡山県の県北では、別名で「ちない」と呼んでいるとか。 結構別名も多いじゃないと思われたかたも多いと思いますが、混乱をまねく名前の別名があります。 エゴの木の別名の一つ「チシャノキ」は同じ名前の「チシャノキ」(ムラサキ科チシャノキ属)と呼ばれる木も存在しますので間違いのないよう注意したいです。 チシャノキは「チサノキ(萵苣の木)」からのなまりのようで、歌舞伎の「伽羅先代萩」に登場するチサノキ(萵苣の木)はエゴノキのチサノキをさすとか。 「花と木の名前」1200がよくわかる図鑑 |
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