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<<   作成日時 : 2009/03/30 14:28   >>

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利休梅(リキュウバイ)-木の名前の由来

   バラ科サヤナギザクラ属 Exochorda racemosa

サクラの後を受けて咲き始めるのが、利休梅(リキュウバイ)。
地方によって開花誤差があるでしょうが(笑)

利休梅と言うぐらいだから茶の湯の千利休と関係しそうな花木ですが、もともとは関係ありません。
この利休梅、原産地は中国で日本には明治末期に渡来したため、千利休は安土桃山時代の人なんで関係ないことがわかります。
もちろん千利休は知りませんし知るはずがありません。

渡来した時、日本の和名も正式には梅咲空木(ウメザキウツギ)が付けられたんですが・・・
(別名:梅花下野(バイカシモツケ)、丸葉柳桜(マルバヤナギザクラ))
今では後から付けられた名前である利休梅のベストネーミングのおかげで利休梅でなれれば通用しなくなっています。

辞典によっては、「利休梅」を「利久梅」と記載されていますが、現在「利休梅」と表記するのが一般的です。
「利久梅」リキュウバイと読めないことはないですが・・・
読み方によっては「トシヒサバイ」と呼んでしまいそうです(笑)

和食の揚げ物のひとつで、「利休揚げ(りきゅうあげ」)または、「利久揚げ」とも書く他、
「利休饅頭(りきゅうまんじゅう)」or「 利久饅頭 」とも書く。

「千利休」を「千利久」と表記する場合もあるようなので、結局どちらでも間違いではないようです。
だから、利休梅( 利久梅)と表せば良いことに気が付きました(笑)

こうなったのも、私の考えでは大阪が関係するのでは?と思います。
というのも、利休梅という素晴らしいネーミングを付けたのは大阪商人で、千利休本人もじつわ!
大阪商人=茶人であったのです。

しかし、なぜ利休梅と名付けたか?疑問が残ります。
さすが!大阪商人は、うんちくも用意しています。
その理由は、「花が咲く頃が、ちょうど利休忌の頃に咲くから」なんです。
ちなみに、千利休は1591年2月28日に豊臣秀吉の命により切腹しましたのでその1ヶ月後が命日。
3/28と思うでしょうが、茶の湯の流派により少し違うようです。
表千家では3月27日、裏千家では3月28日に利休忌を行い、追善の茶会をします。
その頃に、茶会の庭に花が咲いているのが 利休梅。
画像


すごく綺麗だと思いませんか?
最初に、利休梅は千利休と関係ないと否定しましたが、こうなると頭の中でイメージがふくらみ否定できなくなってしまいます。
関係ないと言えば、関係ないけど。あると言えばある。

今ではネーミングのおかげで茶花としても利用され、茶庭にもこの利休梅が植えられるようになったということです。

そういえば!
酒飲みの方に朗報!
そろそろサクラも終わりだし、家の利休梅でも見ながら遅ればせながら花見も良いかもしれません。
と言う方に良い酒がありますよ。
その名も「利休梅」
大阪の地酒で蔵元は大門酒造(株)となっております。

大阪商人は恐ろしい・・・(笑)

■おまけ
Exochorda racemosaの属名はExochorda は、ラテン語のexo(外)+ chorde(紐)
で花の胎座の外側に糸が出ることにより、種小名は総状花序があることを意味する。
racemosaはバラ科ですね。

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